特別な資格がなくても始められるWEBライターですが、仕事の数や収入アップのために資格をとるのは、他のWEBライターとの差別化ができたり、自分の強みをアピールできておすすめの方法です。
どんな資格がWEBライターに有利なの?
資格を持っていないとWEBライターを続けるのは難しいの?
こんな疑問を解決しつつ、厳選した資格6選とおすすめの勉強法をご紹介します。
中にはWEBライターとしてだけでなく、他の仕事や私生活でも活かせる資格もあるので参考にしてみてくださいね。
WEBのスキルに特化したおすすめのキャリアスクールも紹介するわね。
▼この記事で紹介していること
\ この記事の信頼性/
WEBライターに資格って必要?
WEBライターをする上で「取得必須の資格」などはなく、文章を書くことさえできれば誰にだってできる仕事です。
ですが、資格を持っていると案件を受注する上で、より良い条件の仕事がもらえたり長期にわたって契約してもらえたりと有利になることは事実。
クライアントにとって資格の有無は、ライターのやる気を測る一種のバロメーターにもなっています。
先述の通り、WEBライターは誰でもすぐになれてしまう職業なため、クラウドソーシングサイト等でライターの募集をすると日本語が怪しい人や意識が極端に低い人なども多く応募してくるのが現実。
大抵のクライアントは応募フォームの段階で
- 正しい日本語が使えているか
- 最低限の敬語や丁寧語が使えているか
- メディアにあった文体で文章が書けそうか
などでふるいにかけ、その後にテストライティングなどを実施します。
このテストライティングからは報酬が発生するので、少しでも怪しいなと思われてしまうと応募フォームの段階で落とされてしまうことも珍しくありません。
そんな時に何かしらの資格を持っていると「経験が少なくても知識があるなら安心かな、やる気がありそうだな」と優先して見てもらうことができます。
応募フォームを突破できるだけでグッと受注の難易度は下がるよね。
私はWEBライター系の資格ではないけれど、秘書検定1級を持っているから正しい日本語には自信があります!とアピールしていたわ。
収入アップだけじゃない効果も!
WEBライターが資格をとると収入アップだけでなく、自分で稼ぐ力、お金を生み出す力を身につけることができます。
マーケティングを学んだりSEOについて学ぶことで「売れる文章」が書けるようになります。
そうするとWEBライターではなく「コピーライター」を目指すことができたり、ブログで収入を得られるようになり、稼ぐ手段が増えることに。
コピーライターは契約にもよるけれど、コピーライティングした商品が売れるたびに紹介料が支払われるというようなものもあるわよ。
このようにコピーライターになれば、継続してお金を生み出してくれる文章を書くことができます。
WEBライターとしての成功を目指すために資格をとるのはもちろんなのですが、それ以上に「自分でお金を生み出す力」を養えるのは大きな魅力なのではないでしょうか。
会社に依存しない働き方ができるようになるの。
WEBライターが持っていると便利な資格6選
WEBライターが取得していると便利な資格はいくつかあるのですが、その中でも代表的なものを厳選して6つご紹介します。
WEBライター、これがあると有利!
全てを取得していくとかなり時間がかかってしまうので、特徴をチェックしながら優先順位をつけていってくださいね。
まとめて勉強した方がわかりやすいものもあるのよ。
WEBライティング技能検定
WEBライティング技能検定は一般社団法人日本クラウドソーシング検定協会が運営する資格です。
この資格に必要な知識は、日本語・Webライティング・コピーライティング・SEOなどの基礎的なものなので難易度はそこまで高くないと言えます。
ですが、逆を言えばプロのライターならば備えていなければならない知識がひとつの資格に全て凝縮されているということ。
WEBライター初心者が取得しておきたいのはもちろんですが、改めて基礎から勉強しなおしたい現役WEBライターにもおすすめの資格です。
注意点として、WEBライティング技能検定を受験するには協会が監修している「WEBライティング技能検定講座」を受講しないと受験できないシステムになっています。
この検定で取得できる「WEBライティング実務士」は、クラウドソーシングサイトなどで優遇や単価アップといった特典も得られるので、講座の受講料や受験料を差し引いてもWEBライターなら持っていて損はない資格だと言えそうです。
⇨WEBライティング技能検定の公式サイトはこちら
WEBライティング能力検定
WEBライティング能力検定は上記のWEBライティング技能検定と間違われることも多いのですが、こちらは日本WEBライティング協会が実施している資格で全くの別ものです。
WEBライティング能力検定もWEBライターとしての基礎的な知識をしっかり学びたい人におすすめで、日本語・Webライティング・コピーライティング・SEOなどの知識が問われます。
似た名前のふたつの資格ですが、実際に受験した人によればレベルや内容はほぼ同じくらいとのこと。
どちらかが取得できればもうひとつの資格の取得も難しくないので、ふたつ続けて受験する人も多くなっています。
WEBライティング能力検定に関しても資格取得者には仕事を優先して紹介してもらえたりといった特典が用意されているようですよ。
⇨WEBライティング能力検定の公式サイトはこちら
SEO検定
SEO検定は、全日本SEO協会が運営する資格です。
こちらはSEOに特化した資格なので、ライティングそのものよりもSEOを学びたい人におすすめです。
必要になる知識は検索エンジンの仕組みや検索キーワードの設定方法など、SEOの基礎。
SEOを基礎からしっかりと学ぶことで、検索結果で上位表示される記事の作成が可能になります。
なのでこの資格を持っているWEBライターは「上位表示させやすい記事」を作成できるとクライアント側にアピールできるので重宝されます。
また、自分のブログを運営したりアフィリエイトをして行く上でも役立つので「文章を書くことで稼ぎたい」と思っている人なら取得して損はない資格だと言えそうです。
⇨SEO検定の公式サイトはこちら
WEBリテラシー試験
WEBリテラシー試験は株式会社ボーンデジタルが運営する試験で、合格者は「Web検定Webアソシエイト」に認定されます。
この試験ではWEBに関する標準的な知識が幅広く問われます。
WEBリテラシー試験はWEBライターが対象というわけではなく、WEBデザインやディレクション・プロデュースなどを行う人がメインの対象となっているのですが、WEBリテラシー試験で得られる知識はWEBライターとしても覚えておいて損はないはず。
WEBの知識がない状態でWEBライターを目指す人は取得しておくと安心です。
⇨WEBリテラシー試験の公式サイトはこちら
日本語検定
日本語能力検定は文部科学省が後援している資格。
初歩的な日本語スキルが問われる試験なのですがレベルが非常に細かく分かれているので、自分のペースで無理なく勉強することができそう。
「WEBライティング技能検定」や「WEBライティング能力検定」と合わせて勉強すると、文章づくりの基礎固めがしっかりとできるので余裕があればチャレンジしたい資格です。
⇨日本語能力検定の公式サイトはこちら
文章読解・作成能力検定
文章読解・作成能力検定は日本漢字能力検定協会が運営する資格です。
上記の日本語能力検定よりも難易度が上がり、文章を作成する基礎的な能力から読解力まで幅広い知識が問われます。
文章を書く一連の流れで必要となるスキルが全て詰まっているので、自分の文章力がどの程度のレベルなのか、何に気をつければ良いのかを判断できる資格にもなります。
WEBライターとしてだけでなく、企業に勤める際や日常生活でも役立つ資格なので取得しておきたいですね。
⇨文章読解・作成能力検定の公式サイトはこちら
ブログやアフィリエイトで稼ぎたいなら『SHElikes』
上記で紹介した資格以外にも、自分でブログやアフィリエイトサイトなどを使って稼ぎたいと考えている人は「Webマーケティング」を勉強するのがおすすめです。
WEBライター関連の資格をとることで正しい文章やSEOに強い文章が書けるようになりますが、特定の商品やサービスをPRする場合は、購買意欲を刺激し、実際に購入までアプローチするためにWEBマーケティングの知識やスキルは必要不可欠です。
いずれ自分で稼げるようになりたいと考えているのなら勉強して損はないわ。
WEBマーケティングは、「この資格」といったようにひとつの決まった資格があるわけではなく、さまざまなWEBマーケティングにまつわる検定や講座の相性です。
どの講座で勉強しても構わないのですが、おすすめは「SHElikes」
SHElikesでは初心者におすすめの『マーケティング入門』とさらに理解を深めたい『Webマーケティングコース』の2種類が用意されています。
具体的ですぐに実践できるスキルが習得できるので、本格的にWEBで稼げるようになりたい人にぴったりです。
SHElikesでは『Webライティングコース』もあるので同時に勉強するのも良いですね。
ひとつのサイトで複数のジャンルが勉強できるからおすすめなの。
⇨SHElikesの公式サイトはこちら
資格の勉強は通信講座がおすすめ!
資格の勉強はWEBライターの仕事と並行して進めるのがおすすめ。
資格の勉強だけに集中するよりも実際のライティング作業をしながらの方が具体的にイメージしやすいので、より理解が深まるからです。
また、学んだ知識やスキルをすぐに仕事で試すことができるので資格を取る前から収入アップにつなげることが出来ます。
ライティングの応募フォームに「現在〇〇の資格を取得するための講座を受講しています」などと付け加えてもOK!
このようにWEBライターと並行して勉強を進めようと思うと時間の確保が課題となってきます。
資格取得に向けた勉強方法は「通学制スクール」と「通信講座」のふたつが挙げられます。
通学制スクールやセミナーなどは、仲間や仕事相手との出会えるきっかけになるメリットがある反面で、時間が固定されてしまうためスケジュールを合わせるのが難しいというデメリットが。
その点、通信講座ならスキマ時間を利用することができ、自分のペースで勉強を進めていくことが可能です。
通信講座は通学制スクールと比べて比較的料金が安いのもメリットのひとつだと言えそうです。
WEBライターを始めたばかりだと収入も限られているから、無理なく続けられる方法を選ぶことも大切よ。
通信講座のデメリットとして、わからないことがあるときに直接質問できないことが考えられますが、後述するおすすめの通信講座ではオンラインで講座が受講できたり、メッセージで質問できるようになっているので、このデメリットはカバーできます。
ライター系の資格取得を目指すなら、それぞれの運営団体が監修している公式テキストがあるので、そのテキストを使って勉強するのも良いですよ。
WEB関係の資格におすすめの通信講座
先ほどそれぞれの運営団体が監修している公式テキストがあると紹介しましたが、公式テキスト以外にもWEBライティングについて学べる通信講座は多く存在します。
公式テキストじゃなくても大丈夫なの?
公式テキストを使わないメリットもあるのよ。
例えば、複数の資格の取得を考えている場合はそれぞれの公式テキストを購入するよりも、複数の資格を取り扱う通信講座でまとめて受講した方が費用を抑えられたり、テキストの雰囲気に慣れるので勉強しやすいというメリットも。
その中でも特にWEBに特化していて人気の高い通信講座を2つご紹介します。
デジハリ・オンラインスクール
『デジハリ・オンラインスクール』は現役プロ講師の授業が自宅で受けられるスクールで、『Webライティング講座』『Webマーケティング講座』『Webディレクター講座』などがあります。
講師が授業中の不明点について直接回答する課題サポートやトップクリエイターでもある講師陣による課題添削などサポート体制が整っているので、初心者でも続けやすいと評判。
またさまざまなセミナー動画も配信されていて「Web業界のリアルな働き方についての議論」「専業主婦から経営者へシフトした女性によるセミナー動画」など、WEBの世界をいろんな角度から知ることができますよ。
⇨デジハリ・オンラインスクールの公式サイトはこちら
SHElikes
WEBに特化した資格が揃う『SHElikes』は「これから本気でWEBで稼げるようになりたい」と思っている女性にベストなスクールです。
WEBライティングだけでなく、マーケティングやプログラミングなど、WEBにまつわるさまざまな知識を本格的に学ぶことができます。
また『セルフブランディング』『ワードプレス』『SNSマーケティング』などのコースもあるので、ブログやInstagramなどで発信して収益化したいと考えている人にもぴったり。
PCやタブレット、スマホを使ってオンラインで講座を受講できるので、忙しくて決まった時間に勉強の時間を作れないという人も安心です。
無料体験も実地されているので、どんな雰囲気か気になった方はチェックしてみてくださいね。
⇨SHEkikesの公式サイトはこちら
WEBライターが資格をとるメリット・デメリット
取得必須の資格などがないWEBライターなので、お金と時間をかけてまで資格を取るか迷うという人も多いと思います。
実際に私はWEBライター系の資格を取らずに2年以上WEBライターとして活動してきました。
今となっては2年の実績や、これまでに執筆した100以上の記事がポートフォリオとして提出できる状態にあるので困りませんが、最初の1年〜1年半くらいまでは大変なことも多かったです。
もし今からWEBライターを始めるなら絶対最初にひとつは資格を取るわね。
未経験×無資格のWEBライターだと、受注できる仕事は一握り。
経験を積んだWEBライターが受けないような低単価の案件ばかりです。
それが資格をWEBライター関連のひとつでも持っていると条件はグッと良くなり、場合によっては現役ライターと肩を並べるくらいの報酬がもらえることも少なくありません。
WEBライターにとって資格の取得は必須ではありませんが、資格を持っていると初心者の期間を大幅に短くできるのでこれからWEBライターを始める人や最近始めたばかりだという人は前向きに検討してみてほしいと思います。
資格をとるメリット
WEBライターが資格をとるメリットには次のようなものがあります。
- 他のライターとの差別化が図れる
- 記事の権威性・信憑性が高くなる
- SEOの正しい知識やノウハウが身に付く
- ライティング技術が身に付く
- ライターとしての自信につながる
主に技術面と、メンタル面でのメリットがあるの。
他のライターとの差別化が図れる
資格を取得する1番のメリットは他のライターとの差別化が図れることです。
資格を持っていることで、一定の知識と技能を持っていることの証明ができるので、資格を持っていないライターと比べて評価されやすくなります。
WEBライターは人気の職業であると同時に、WEBデザインやプログラミングなどのWEB関連の他の職種と比べてハードルの低い職業でもあります。
なので、学生から主婦、専業ライターから副業ライターまで、幅広い層がWEBライターとして活動していて、必然的にライバルの多い職業になります。
そんな中で周りのWEBライターとの差別化を図るために資格の取得はとても効果的。
プロフィールに資格を持っていることを記載しておけば、倍率の高い案件でも受かりやすくなったり、スカウトが来たりとより良い条件で働くことができそうです。
記事の権威性・信憑性が高くなる
資格を持ったWEBライターが執筆した記事は、他の記事に比べて権威性や信憑性が高くなります。
企業も間違った知識を記事に載せるわけにはいかないので、WEBライター自身が正しい知識を持っているのかを重視する傾向にあるので、資格を持っていると優先して採用してくれます。
またユーザーにとっても「この記事はきちんとした資格を持っている人が書いたもの」と分かれば、記事の内容を信頼してくれるのでアクセス数が伸びたり、記事の滞在時間が伸びてSEOにも良い影響を及ぼします。
SEOの正しい知識やノウハウが身に付く
WEBライティングを基礎から学ぶことで、SEOについての正しい知識やノウハウを身に付けることができます。
新しい知識やスキルを、全くのゼロから独学で学ぶことは難しいですが通信講座やテキストを使えば効率的に学ぶことが可能。
試行錯誤を繰り返すよりもストレスが少なく、短時間でスキルを身につけられるので、忙しい人ほど資格取得がおすすめです。
ライティング技術が身に付く
WEBライター関連の資格を取得すれば必然的にライティング技術を磨くことができます。
例えば、ライティングをしていて、文章のまとめ方や表現の仕方で悩んだ経験がある人も多いのではないでしょうか。
資格を持っているとWEBライティングの知識だけでなく文章を作成する技術も同時に学べるので、文章力の向上が期待できます。
そうすることでユーザーにとって、より読みやすく分かりやすい文章を書くことができて、結果としてWEBライターの契約の延長や新たな案件へとつながりやすくなりますよ。
ライターとしての自信につながる
WEBライターは先述の通りライバルがとても多い職業です。
そんな中でライターとしてやっていく自信がなかなか持てない人も少なくないと思います。
少しずつ仕事をこなして実績を積み上げていくうちに自信へとつながるのですが、そういった実績がない初心者ライターにとって「資格」というのは心強い味方になってくれるはず。
もちろん資格を持っていることで自信過剰になるのはいけませんが、心の中のお守りとして支えにすると良いのではないでしょうか。
プロフィール欄には控えめに、でもアピールすることを忘れないでね◎
資格をとるデメリット
WEBライターが資格をとるデメリットには次のようなものがあります。
- お金と時間がかかる
- 勉強時間を作るのが大変
お金に関してはやっぱり気になるよね。
お金がかかる
資格を取る上での最大のデメリットは、通信講座やテキスト代、受験料などにお金がかかることです。
どの方法で勉強するかによっても変わってきますが、最低でも2〜3万円はかかると思っていた方がいいでしょう。
ですが、資格を取得することでより高単価の案件を受注できる可能性が高くなるので、長い目で見ると資格取得にかかるお金よりも、資格を持っていることでアップする収入が上回ります。
数ヶ月でかかったお金のもとは取れるはずだから、必要経費と割り切った方がいいわね。
勉強時間を作るのが大変
WEBライターの仕事と並行して資格取得をおすすめしているのですが、そうすると勉強時間を確保するのが大変なときも出てくるのではないでしょうか。
資格取得までには数ヶ月かかるので、その間は少し時間に追われる生活になるかもしれません。
特に通学性スクールを選んだ場合は忙しくなるわね。
あまりタイトなスケジュールが続くと途中で息切れしてしまうので、自分にとって無理なく続けられるペースで勉強を進めましょう。
場合によっては1年掛かりでスケジューリングするくらいの気持ちで取り組んだ方がいいかもしれないですね。
無理をして体調を崩すと元も子もないから気をつけるのよ。
まとめ(資格が可能性を広げてくれる)
いかがでしたか?
WEBライターをしながら資格の勉強をするなんて大変だと感じるかもしれませんが、毎日1時間でも30分でも大丈夫。
少しずつ学習を進めていれば、確実にライターとしての収益アップにつながって、さらには新しい仕事や働き方に出会えるかもしれません。
1年後には今よりも少し豊かな暮らしができていると想像して、ぜひチャレンジしてみてくださいね♪
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